最近の高齢者の交通事故報道

最近、高齢者の交通事故が増えたという報道がやたら目につく。
高齢者の交通事故の割合が増えたというが、
人口の比率で高齢者の割合が増えているわけだから当然なのではないか。
それをことさら高齢者の交通事故が増えた増えたとマスコミが騒ぐ。
無論事故が増えるのはよくないわけで、
対策も必要だろう。
だが、数分でバスや電車が利用できる都会の人間がただ年齢で区切ってダメという安易な決めつけはやめてほしい。
日本には便利な都会のライフラインとは程遠い地域の方が多い。
むしろ足腰が弱った高齢者の方が車が必要なのだ。
隣の家に行くのに何キロなんていうところだってざらなわけで。
免許の書き換えにもっと時間や試験を課すとか、
あるいは、燃費にこだわった車の改良より、
安全な運転ができる車の改良に力を入れるとか。
自動車が走り始めてすごく時間が経っているはずなのに、
ハンドルとブレーキとアクセルってなんの変化もないって、
どうなんだろう。